プロジェクト”nyygnrb”の演者側から、その2

撮影で準備したファイトシーンは華乃ちゃんのラストだけでした

普通ファイトシーンを撮る場合、現場(スタジオ)に何時間も前に
入ってリハをするか屋外なら場所の想定をして練習、打ち合わせを
していくのですが、全くなしのアドリブでございました
実際長くて5分ぐらいの映像でファイトシーンが数分ですので
作り込めませんので、臨機応変に対応いたします
ですのでその他演者には何せベストコンディションで来てっと
お願いをしておきました

撮影現場での足場、傾斜、カメラとの距離、太陽光加減、カメラが
どんな絵になるか確認しながら進みますが、時間は限られておりました
最初はワタクシのゆっくりしたシーンから始まります、問題は
シーンの入りでございます、真夏の昼下がり汗をかいて絵的にもっと臨場感が
出るかなって計算してましたがよほど緊張していたのでしょうか
汗が出てきませんがカメラは回ります、ある程度カメラが置かれてどう入るか
イメージはしてきましたが、当日その場でベストを選んでいかないと
いけません、身体の移動は出来ません、手を上げ下げするか横に振るか
演武のシークエンスを全部、自然門に統一した方が良いだろうと思って、
自然門の太極拳で幕が開きましたが、自然門の太極拳はもっと沈みますが
カメラから外れてはいけないのである程度高さを保ちます

話は前後しますが、監督から時間をもらったのがおよそ20日ぐらいでございました
5月一杯でその他の仕事を辞めまして、6月から武術講師一本でございましたが
いかんせん身体を絞る時間が足りません、セリフのない映像だけの世界ですので
如何に身体を良く見せるか、これは大切な要素でございます
それとまさか日本に帰ってからこんな話が来るとは思っていませんでした
油断大敵でございました、20日で必死のパッチで身体を絞って
トレーニングをしましたら、撮影の5日前ぐらいに腰を捻ってしまいまして
最後の調整なしのぶっつけ本番になってしまい、撮影はコルセットで腰を
ガチガチに固定して敢行でございました

続く……..

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