よろしいおすなあ〜(タイヤ屋)

michelin ミシェラン
ミシェラン、ミシェランと皆が云っておりましたが
そちらのミシェランでしたか、ギネスはギネスビールで
ありますな。ギネス記録はこちらからギネスにこんな
記録が出たということを証明したものを文庫に載せるもの
であります、その膨大なファイルから記録を掲載する
ものでありますね。

翻ってミシェランですが、タイヤ屋の食いしん坊が
勝手に店に行って点数を付けるというシステムで
ありましょうか、簡単に云ってですが。Ironシェフの坂井氏が
憤慨したと以前東京ミシェラン発売の時に載っていたのを
記憶してましたが、タイヤ屋やったんですな。だいたい食など
人間の生活環境に反映するものであり、そんなものに
点をつけるのがそもそもナンセンスでありましょう。
ワタクシは京風の素材を活かした料理が好きであります。
醤油やマヨネーズをあまりかけません、母の手料理が
そんな感じでありました。

日本料理の懐石料理などは禅の思想や茶道をベースに育まれた
奥深いものであります、茶道には所作がありますが
あれは如何にしておいしく飲むかと云う事であります
いわゆる型であります、武術の型も同じ観念であります。
有名なお茶の先生が云うには最高のお茶の作法はお茶を
飲み終わって「またあなたとお茶を飲みたいと」
想う様ということであります、奥深い言葉だと思います。

友人や肉親でレストランに行って、ああや、こうや、来た品物に
いちいち文句を云って、他の品を見てあれは美味しそうっと
云っている人間をたまに見かけますか、どうして
ニコッと微笑んで「これは非常に美味しいですね」と
云えないのか、粗末な所作を嘆くのであります。ワタクシなど
これは旨くないなっと思った品ほど微笑むのです。
大勢で食事をしていて、「これは旨くない」と云う日本人は
日本の茶道を学ぶ必要があるでしょう。

文化というのは奥ゆかしいものであり、ザガットの
アンポンタンの夫婦がニューヨークの日本食レストランで
推薦するエビシュウマイは日清の冷凍食品だったり
するのです、タイヤ屋はタイヤについてうんちくを述べる
のが好ましいでしょう、ちなみにワタクシはミシェランタイヤの
評価は星なしでございます。

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