居合い

日曜日の昼下がり、ほんのり筋肉痛の残る身体を押して今日は居合いを見学へ行きます
我が家に脇差し二本、太刀一本が有りまして刀の手入れの仕方を教えてもらうのと
ついでに居合いをちょっと見たらええやろうっと軽い気持ちでとある居合いクラスに
赴きます。

「ああ〜、これは室町の刀ですねえ、これも室町」
「長船、これは良い刀ですねえ〜、祐定かあ、一回長船博物館へ行った方が良い」
などなど、にわか刀の展示会になります、刀と一言でいいましても
柄、鍔、鮫肌など30個のピースで刀が形成されますので、極上のものは
鍔だけでも数十万いたします

日本刀

さてワタクシのジイさんは同じく武術家でありました、剣道と居合いをやって
いまして、最後に分けてくれたのが「長船」であります、バブル全盛期は
何百万もする品物だったらしいですが、今は7.8万円だそうです、要は需要が少ない
ということそれから室町の刀はサイズが小さいものが多いとのこと、無銘の太刀も
室町の物ですが2尺ちょっとしかございません、ワタクシの身長(177cm)では
2尺4寸でもいいやろうっということですが居合いには短いということでした
残念でありますが致し方ございません、まあ室町時代に身長が177cmもあれば
雲をも掴む大男だったのでしょう、笑

もちろん居合いといいましてもいきなり真剣で練習できません、模擬刀で練習ですが
ワタクシ頃合いを見計らって帰ろうかなって思ってましたら、知り合いの方が
丁寧に袴と帯それから胴衣を持ってきてくれまして、これに着替えてっと
いうことで練習参加であります

つづく…………

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